株価が下がり始めるとテンションが上がってブログ更新頻度が高くなるうえけんです。

わがポートフォリオは前日比-1.26%、年初来+2.21%となっています。主力の第一カッター興業、三ツ知、アイボナのほかわがPFは総じて売られてノックアウト!という感じです。

こういう下げ相場ともなると、ああ、あのとき売っておけばよかった、とか、ちょっと買いが早かったーとか色々後悔しがちですが、まあ、損切りラインには達していないし、このような値動きは読めなかったのだから自業自得だよね!という冷静な自分もいたりします。

結果論かもしれませんが、値動きは本当に読めなかったのか、という話です。下図は日経平均の週足チャートです。

NIKKEIHEIKIN_SHUSOKU20140314

昨年の暴落(調整?)と言えば、5月23日からの急落は激しいものがありました。日経平均は3週間後に直近高値から22%程度下落して底値をつけ(①)、5週間後20%程度値を戻しました(②)。その後、6週間後に11%下落して底を打ち、以降上昇トレンドに入っていきました。

直近の下落では年末年始からの値動きは記憶に新しいのですが、12月30日に16320円を付けた後、6週間後に13,995円まで14%下落(④)。その後4週間かけて9%程度値を戻した後(⑤)、さらに下落に転じて今日に至っています(⑥)。

値動きが似ていると感じるのはワタシだけでしょうか。

昨年の値動きから言うと、あと4週から5週間程度は下落することになるわけですが、ワタシがこの表を持ち出した理由はこのような値動きを予測することよりもいったん急落すると市場は上昇基調を示すまでかなりの時間を要する、ということです。昨年の日経平均の例で言えば、底を打つまでに約3か月要しました。とすると今年1月から始まった下落相場は4月以降に戻し始めると解釈できます。

ウクライナ問題もどこへやら、今晩になって米国株・欧州株は値を戻しているところであります。ただ、昨今の弱い地合いの時にどう対処するか、というのは現時点での重要な課題です。

資金管理をコントロールすると言葉で言うのは簡単ですが、市場に身を置く以上なかなか冷静な判断を下せないというのも事実。市場は逃げない、いずれどこかで希望価格までディスカウントされるタイミングを作ってくれるまで待つ。慌てることは決してない、そう頭に叩き込んで置こうと思っています。



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